【読書メモ】「 嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え」(5)

この本は、哲人を訪ねてきた青年が、五夜にわたり討論を交わす、会話形式の構成を取っています。
この本の内容を5回に分けて、ポイントをまとめましたものを公開していきます。

表面的には全体を読み終えたわけですが、禅問答のように思える部分や、言葉としても理解できても、共感ができない部分などが多々ありました。
改め、感想を交えて、この辺りはまとめたいと思います。
(この本の読書メモは一旦終了)

◆第五夜(「いま、ここ」を真剣に生きる)

1. アドラー心理学がわかりにくいのは、順番が悪いからではないか?
   ・一対一の関係、「わたしとあなた」の対人関係を考えてから、広げていく
2. 「自己受容」=肯定的なあきらめ、第1のキーワード
3. 能力が足りていないのではなく、”勇気”が足りていない。すべては勇気の問題
4. 「他者信頼」第2のキーワード
5. 「信じる」
   ・信用—条件付き(融資の例)
   ・信頼—条件なし
6. 対人関係の基礎は「信頼」からできている
7. 相手が裏切るかどうかは、他者の課題
8. 無条件の信頼とは横の関係を築いていくための手段
9. 「自己受容」+「他者信頼」ができれば、他者は仲間になる、所属感を得る
10. 他者のことを敵だと思っている人は、自己受容ができていないし、他者信頼も不十分
11. 「他者貢献」第3のキーワード
   ・自分を捨てて、誰かに尽くすのではなく、自分の価値を実現するためにこそ、なされるもの
   ・自己を犠牲にする必要はない
12. 行動面の目標(再度登場)
   1.自立すること→自己受容
   2.社会と調和して暮らすこと→他者信頼・他者貢献
13. 行動を支える心理面の目標(再度登場)
   1. わたしには能力がある、という意識→自己受容
   2. 人々は私の仲間である、という意識→他者信頼・他者貢献
14. アドラー心理学を本当に理解して、生き方まで変わるようになるには、これまで生きてきた年数の半分の時間が掛かる
15. 神経症的ライフスタイルを持った人は「みんな」「いつも」「すべて」という言葉を使(ってネガティブな事を言)う
   ・人生の調和を欠いた生き方
16. ワーカーホリックの人は、仕事を口実に、他の責任を回避しようとしている
17. 他者貢献とは目に見える貢献でなくても良い
18. 「幸福とは、貢献感である」
19. 承認欲求を通じて得られた貢献感には、自由がない
20. 共同体感覚さえあれば、承認欲求は消える、不要になる
21. 「安直な優越性の追求」
   ・楽に、他者の注目を集め、「普通」の状態から脱し、「特別な存在」になろうとすること
22. 「普通であることの勇気」
   ・自己受容の第一歩
23. アドラー心理学では、人生は線ではく、点の連続として考える
   ・計画的な人生など、それが必要か不必要か以前に、不可能
24. 人生とは、いまこの瞬間をくるくるとダンスするように生きる、連続する刹那
25. 「キーネーシス的(動的)な人生」と「エネルゲイア的(現実活動態的)は人生」
   ・アドラー心理学は後者
     - 過程そのものを、結果とみなす動き
     - 「旅」の例え
26. いまできることを真剣かつ丁寧にやっていくこと
27. 「いま、ここ」を真剣に生きること。
   ・真剣だけど、深刻ではない
28. 人生最大の嘘は「いま、ここ」を生きていないこと
29. 「一般的な人生の意味はない」
   ・「人生の意味は、あなたが自分自身に与えるもの」
30. 「導きの星」は「他者貢献」にある
31. 「わたしの力は計り知れないほどに大きい」
   ・世界は他の誰かが変えてくれるものではなく、ただ「わたし」によってしか変わりえない

【読書メモ】「 嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え」(4)

この本は、哲人を訪ねてきた青年が、五夜にわたり討論を交わす、会話形式の構成を取っています。
この本の内容を5回に分けて、ポイントをまとめましたものを公開していきます。

その四話目ですが、抽象的な話が中心になって、何だか話が混沌としてきました。

◆第四夜(世界の中心はどこにあるか)

1. 対人関係のゴールは「共同体感覚」
   ・他者を仲間と見なし、そこに「自分の居場所がある」と感じられること
2. アドラーが言う「共同体」とは、国家や人類を超え、全生物、時間軸においては、過去から未来のすべてをさす
3. 幸福の源泉もまた対人関係にある
4. 共同体感覚とは、幸福なる対人関係のあり方を考える、もっとも重要な指標
5. 社会の最小単位は「わたしとあなた」
   ・それを起点として、自己の執着を、他者の関心に切り替えていく
6. 「課題の分離」ができておらず、承認欲求にとらわれている人も自己中心的と言える
   ・承認欲求にとらわれている人は、実際には自分のことしか見ていない
7. 「所属感」とは、「わたしはこの人になにを与えられるか?」を積極的にコミットして、自らの手で獲得していくもの
8. <一旦整理>
   ・対人関係の入り口には「課題の分離」がある
   ・そして、そのゴールには「共同体感覚」がある
   ・共同体感覚とは、「他者を仲間だと見なし、そこに自分の居場所があると感じられること」
   ・共同体の範囲は「無限大」
9. 「より大きな共同体の声を聴け」
10. 関係が壊れることだけを怖れて生きるのは、他者のために生きる、不自由な生き方です
11. 「横の関係」ーー上下の「縦の関係」の否定
12. ほめてはいけないし、叱ってもいけない
   ・ほめることは、「能力がある人が、能力がない人に下す評価」
13. 劣等感とは縦の関係から生じる意識
14. 対人関係で、相手を自分より低く見ているから、介入してしまう
15. 横の関係に基づく援助のことを、「勇気づけ」と呼ぶ
16. 人はほめられることで、「自分には能力がない」という信念を形成する
17. ほめられることが目的になると、他者の価値観に合わせた生き方を選ぶことになる
18. 人は感謝の言葉を聞いたとき、自らが他者に貢献できたことを知る
19. 「人は、自分に価値があると思えたときにだけ、勇気を持てる」
   ・「わたしは共同体において有益だ」と思えたときこそ、自らの価値を実感できる
20. ここに存在しているだけで価値がある

【読書メモ】「 嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え」(3)

この本は、哲人を訪ねてきた青年が、五夜にわたり討論を交わす、会話形式の構成を取っています。
この本の内容を5回に分けて、ポイントをまとめましたものを公開していきます。

ようやく、この本のタイトル「嫌われる勇気」についての話が始まりました。

◆第三夜(他者の課題を切り捨てる)

1. 巨万の富を得ても、なお残る不自由があるとすれば、それは対人関係
2. まず、親との関係
3. アドラー心理学では他人からの「承認欲求」を否定している
4. 承認欲求の原因は賞罰教育にある
5. 他者の期待を満たすために生きているのではない
   ・他者の期待など満たす必要はない
   ・他者もまた、あなたの期待を満たすために生きているのではない
6. 「課題の分離」
   ・誰の課題なのか?
     -その選択によってもたらされる結果を最終的に引き受けるのは誰か?
   ・他者の課題には踏み込まない
   ・あらゆる対人関係のトラブルは他社の課題に土足で踏み込むことで起きる
7. 自分を変えることができるのは自分しかいない
8. 親子や家族の関係においても、他者の課題は切り捨てる
9. (対人関係での)悩みがあるのは、「課題の分離」がまだできていない状態
10. 「ゴルディオスの結び目」の例
   ・従来的な方法で解きほぐすのではなく、全く新しい方法でそれを断ち切る
11. 課題の分離は対人関係処理のむしろ入り口
12. 他者の期待を満たすように生きたり、人生を他人任せにすることは、自分に嘘をつき、周囲の人々にもに対しても嘘をつき続ける生き方
13. 自由とは他者から嫌われること
14. 対人関係のカードは常に「わたし」が握っている

【読書メモ】「 嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え」(2)

この本は、哲人を訪ねてきた青年が、五夜にわたり討論を交わす、会話形式の構成を取っています。
この本の内容を5回に分けて、ポイントをまとめましたものを公開していきます。

◆第二夜(すべての悩みは対人関係)

1. 自分が嫌いであるのは、「自分を好きにならないでおこう」と決心しているから
2. ある女性の赤面症の例、変われないことの逃げ道、保険
3. 「勇気づけ」
4. 人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである
5. 劣等感は「客観的な事実」ではなく、「主観的な解釈」
6. 「優越性の追求」、対をなすのが劣等感
   ・いずれも健康で正常な努力と成長への刺激
7. 劣等感≠コンプレックス、誤用。「劣等感」は劣等コンプレックスが正しい表現
8. 劣等コンプレックスは劣等感を言い訳に使い始めた状態
9. 「見かけの因果律」
10. 優劣コンプレックス(偽りの優越感)
   ・劣等感を感じているから自慢する、自慢は劣等感の裏返し
11. 不幸自慢
   ・その人は永遠に不幸を必要とする
12. 健全な劣等感は「理想の自分」との比較から生まれる
13. 自分が自分であろうとするとき、競争は必ず邪魔をしてくる
14. 競争の意識があると、他者の幸福を自分の負けと思えて、祝福できない
15. 敗北が復讐へと発展する
16. 権力争いから降りることは負けではない
17. 「人生のタスク(課題)」
   ・仕事のタスク
   ・交友のタスク
   ・愛のタスク
18. 行動面の目標
   ・自立すること
   ・社会と調和して暮らすこと
19. 行動を支える心理面の目標
   ・わたしには能力がある、という意識
   ・人々はわたしの仲間である、という意識
20. アドラー心理学は他人ではなく、自分を変えるための心理学
21. 「この人と一緒にいると、とても自由に振る舞える」と思えた時に、愛を実感できる
22. 他人を嫌っているのは、相手の欠点のせいではなく、嫌うために欠点を挙げている
23. 「人生の嘘」:様々な口実を設けて人生のタスクを回避しようとする事態
24. 人生のタスクや人生の嘘について、語るべきは善悪や道徳ではなく”勇気”
25. アドラー心理学は「勇気の心理学」
26. また、「所有の心理学」ではなく、「使用の心理学」
   ・与えられたものをどう使うか

【読書メモ】「 嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え」(1)

この本は、哲人を訪ねてきた青年が、五夜にわたり討論を交わす、会話形式の構成を取っています。
この本の内容を5回に分けて、ポイントをまとめましたものを公開していきます。

◆第一夜(トラウマを否定せよ)

1. 世界はシンプルで、人生もシンプル。「あなた」が世界を複雑にしているだけ
   ・井戸水の温度の例
2. D.カーネギー、スティーブン.コヴィーの著作にもアドラー心理学の影響が見られる
3. アドラー心理学はギリシャ哲学と同一線上にある思想であり、哲学
4. 過去の原因ばかりに着目していると、「決定論」にたどり着く。アドラー心理学はそれを否定。
5. アドラー心理学では、過去の「原因」ではなく、いまの「目的」を考える→「目的論」
6. アドラー心理学では、トラウマを明確に否定する
7. 人は怒りを捏造する
8. 「経験それ自体」ではなく、「経験に与える意味」によって自らを決定する
9. 「大切なのはなにが与えられているかではなく、与えられたものをどう使うかである」
10. 生まれながらの不幸など存在しない
11. 不幸だと感じる人は自分から不幸であることを選んでいる
12. 「ライフスタイル」←性格や気質のこと
13. 「ライフスタイル」も自分が選んでいる。選びなおすことは可能
14. しかし、「変わらない」と自ら決心している
15. 不幸なのは「幸せになる勇気」が足りていないから
16. 「もしも」の可能性のなかに生きているうちは、変わることなどできない
   ・「もしも」は言い訳

【読書メモ】 「仕事が10倍速くなるすごい!法」 ポイントまとめ

1. すべてに締切を設ける
2. 「どうせ」、「今さら」は禁句
3. まず、動く。走りながら、考える
4. ほめて、相手の心をつかむ
   ・おだてず、媚びず、心を込めて具体的にほめる
5. 相手の名前を会話の中ででも口にする
6. 質問することを躊躇しない、わからないことはすぐ聞く
7. 「できない」は禁句
   ・代替案や別スケジュールの提案
8. 答えは現場にこそある
9. アイデアは組み合わせで生まれる
10. 10分前に約束の場所に行く
11. 面白いネタを日常的に探して、雑談上手になる
   ・相手が好きなことについて質問する
12. 今やらないで、いつやるの?
13. イヤな仕事ほど、すぐに着手せよ
14. BGMを変えて、マインドをコントロールする
15. 多くの成果を出すには、午前中がポイント
16. 「お金を稼ごう」と決心する
17. 「人の不満」に金のなる木は育つ
18. 23時までに寝て、「朝型生活」を実践する
19. ストレスを消し去る一番簡単な方法は、次のやりたいことの準備をすること

これら以外にも、サラリーマンを対象にした有効な提案はあったが、自分の場合には不要につき、スルーしました。